InstagramDay Tokyo 2019

InstagramDayはFacebookJapan社が主催するビジネスユーザー向けのイベントで、普段は聞くことができないInstagramの最新情報や成功事例、この一年で発表された新機能についてなどを、プレゼンテーション形式で直接聞くことができる貴重なイベントです。
今回はInstagramDay2019で発表され、特に印象に残った内容をご紹介します。
■InstagramDay Tokyo2019
Instagramは若年層のマスメディア
Instagramは世界中で利用されており、
MAU(月間アクティブアカウント数)は10億
DAU(デイリーアクティブアカウント数)は5億を超えています。
日本でも順調にユーザーを増やし、今年MAUが3300万に達したと発表されました。
ユーザーの年齢層としては18-29歳の世代が多く、若年層のInstagram利用の総時間は1ヶ月間で1億時間以上にもなっています。

「ググる」から「タグる」に変化
若年層ユーザーの85%はInstagramの投稿を見て行動するようになっており、検索行動はGoogleなどで検索する「ググる」から、Instagramのハッシュタグ検索「タグる」なっているそうです。

特に18-29歳の女性がInstagramでファッション、グルメ・レジャースポットなどのトレンドの情報を発見しています。

日本は世界有数のストーリーズ大国
世界では毎日5億アカウントがストーリーズを使っていますが、日本のユーザーにも特に人気が高い機能です。
24時間で消えるストーリーズはため気軽に楽しめて、日常やリアルタイムの投稿で、よりアカウントに対して親近感を持つことができます。
日本のデイリーアクティブユーザーの7割はストーリーズを利用していて、1日あたり投稿されるストーリーズの数は700万にも上ります。
また、ストーリーズのなかで最も使われているステッカーは“質問スタンプ”ということです。

Instagram変更点「いいね数」の非表示
今年の大きな変更点としては、投稿のいいね数のプレッシャーを感じないように、いいねの数が非表示になりました。
詳しくはこちらの記事で
▶【Instagram】「いいね!」数を非表示にするテストが日本でも実施
ビジネスとInstagram広告
Instagramの機能の進化により、Instagramだけで購入ファネル全体をカバーできるようになりつつあります。
ビジネスのブランディングにInstagramを利用する場合、オーガニックでコミュニティと繋がり、広告で新しいターゲットにリーチすることが効果的です。
●発見タブでの広告提供
発見タブはInstagramの虫眼鏡アイコンのページのことを指します。
今年6月より、このページにも広告を表示させることが可能になりました。
ユーザーの行動などからパーソナライズされて作成される発見タブでは、能動的にコンテンツを探しているユーザーにアプローチすることができます。
詳しい記事はこちらから▶
【Instagram】“発見タブ”での広告提供開始を発表
●ストーリーズ広告
ストーリーズでは、タップするとリマインダーが設定されるステッカーなどが追加されました。
Instagramで広告効果が最も高いストーリーズですが、とにかくストーリーズに広告を出せばいいというものではありません。スマホの世界ではたった一秒でも長いと感じられてしまいます。ユーザーアテンションを一瞬で捉えるように、ブランドの名前は最初から表示し、美しくシンプルに伝えるほうが、広告効果は高いようです。

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たくさんの最新情報を聞くことができたInstagram Day Tokyo 2019。
Instagramは「大切な人や大好きなことと、あなたを近づける」というミッションをのもと、進化を続けています。
来年はどんな新機能が追加されるのか今から楽しみです。
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